虹の森公園は、大門橋を中央に、上流のやすらぎゾーン・下流のふれあいゾーンという2つのゾーンで構成されています。
ふれあいゾーンの主要施設は、四万十川の自然と文化をテーマにした「四万十川学習センター おさかな館」です。ここでは、四万十川の源流域の一つである滑床渓谷を含む上流から河口域までの生き物を、飼育展示しています。生息環境を再現した屋外水槽では、自然のままの魚たちに出会うことができます。淡水魚の水族館は、全国的にも珍しく、川をテーマにしたことは、全国初の試みです。さらに、子供たちへの学習に利用できるように、視聴覚機器の整備されたセミナールームがあり、館内の生き物をテーマにした教育プログラムは学校教育の一環として利用されています。また、生き物とのふれあうことができるタッチ水槽や、錦鯉へのエサやり体験、バックヤードツアーとセットになったピラルクのエサやり体験なども実施しています。森と川と海は、互いに深く結びついて豊かな自然を織り成しています。この貴重な自然環境を守り、次の世代につなげていくための啓発の場としても重要な役割を担っています。
「森の国ガラス工房 風音」では、資源の再利用と環境保全を目的に、ガラスの原料にリサイクルガラスを使用しています。工房では、リサイクルの工程や、ガラス製作の現場を見学することができます。工房内のショップでは、オリジナルガラス製品や各種ガラス製品の販売を行っています。また、サンドブラスト(絵付け)や吹きガラス(要予約)の体験、本格的なガラス製作を体験できるガラス工芸教室なども開講しています。
このほか、地元産品を販売する「特産品販売所」や「かごもり市場」、「森の国ファーム」、「レストラン」などがあり、さまざまな魅力を発信しています。施設と隣接する多自然型工法の芝生の護岸や、やすらぎゾーンは、水や自然とのふれあいができる憩いの場となっています。川向かいには、松丸駅舎と一体になった「森の国ぽっぽ温泉」もあり、松野町の観光の中心となっています。
【営業開始日】平成9年4月12日
【所 在 地】愛媛県北宇和郡松野町大字延野々1510-1
【規 模】(1)やすらぎゾーン5,913m2
(イベント広場・ちびっこ広場等)
(2)ふれあいゾーン9,614m2
①四万十川学習センターおさかな館 1,591m2
②地域物産センター1,490m2
(森の国ガラス工房・特産品販売所・レストラン・かごもり市場など)
③駐車場 大型車10台 普通車140台